1:中国ってハイリスクカントリー?
決してハイリスクカントリーとは考えていません
輸入検疫における違反件数は、中国が絶対数として多いのは事実ですが、輸入件数も多いことから、輸入件数に対する違反率でみると、決して高い国とは言えません。
参考までに平成18年度の実績では、全体平均0.48%に対して、中国は0.09%です。ちなみに米国は0.12%でした。
検疫での違反事例は、厚労省のホームページにも公開されていますが、中国産で違反が出た場合のみ、新聞等で取り上げられ報道されるため、あたかも中国産が違反が多いかのような印象を与えている可能性もあります。
確かに、発展途上にある中国国内ではいいかげんな業者が存在することは否定できません。しかしながら、これらの中国国内向けのモラルの低い業者と、長く日本の基準に合致するように努力し、日本と取引をしてきた業者とを区別せず報道していることにも、我々は疑問を感じます。
まずは信頼できる業者とお取引すること。そして何よりも重要なことは、どこで採れたか(産地)ではなく、どのような管理をしているかであると我々は考えています。