透過光を使った枝豆の検品(透過光による見え方と実際の違い)
左側二つは透過光でも影があり、虫の混入が分かります。
真ん中は透過光では影がありませんが、実際には虫の混入がありました。
右側二つは透過光では少し影があるものの、実際には虫の混入はありません。
このように透過光による選別も、必ずしも万全ではありません。
防虫防除を計画的に行っても、予期せぬ虫の発生や、作物の生長過程の中で、作物の中に卵が産み付けらてしまう場合があります。
我々も最大限の努力をもって様々な洗浄や検品を行っておりますが、このような虫の混入については、完全に除去しきれないケースもあり、まれに製品中に混入してしまうことがあります。
適切に農薬使用を管理しつつ、虫混入を低減化する。 この相反する難しい課題に、今後とも業界全体として、最大限努力して参ります。
■インゲンの中から見つかったメイガの幼虫
鱗翅目メイガ科の幼虫
■枝豆の中から見つかったメイガの幼虫
■野菜の内部に入り込んだあぶら虫