凍菜協のとりくみ

残留農薬検査技術相互比較の実施

現地での的確な分析の実現に向けて

残留農薬検査を行う場合、精度確認を行い信頼性の高い検査を行うことが重要です。
そこで、当協議会では一定の農薬を含む野菜ジュースをサンプルとして中国企業の検査部門に送付し、その測定結果から技術レベルを把握し、今後の具体的な技術支援するというクロスチェックを実施しました。
 

現地での的確な分析

試験所で分析

野菜ジュースには数種類の農薬を添加します。各試験所にはどの農薬名は公表しますが、どれだけ入っているか(濃度)は知らされずに配布されます。これを各試験所で分析してもらいます。

残留農薬検査技術相互比較

実際に添加した量と比較することで、各試験所の検査能力がわかります。
この事例では、試験所Aの結果は、実際の添加量よりも高い傾向にありますが、試験所Bは、ほぼ添加量に近い結果が出ています。
また、各試験所での検査結果を集めて、統計的に解析することで、各試験所の検査精度(能力)がわかります。客観的にその試験所の能力を知ることで、具体的な改善指導につなげたいと考えています。

フォローアップ研修

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