4：安全と安心は何故違う？
Ａ：安心は心の問題だからです
世界的に見ても、日本ほど安全でバラエティに富んだ食品を食べている国はないと言われています。また食品の安全性も従来とは比べものにならないくらい高まってきています。しかしながら、何故か人々の食に対する不安はますます高まっているという不思議な状況が発生しています。
感情に流されない理解を
これは報道による影響も大きいと考えています。昨今の報道では、コンプライアンスと食品衛生の問題を混同して報道している例も多く見られ、このことによりあたかも安全が脅かされているかのような印象を与えているものと考えます。
また「中国産＝危ない」 というイメージを持たれてしまったのも、一部の中国産食品での問題を、あたかも中国産全体かのような報道がなされてしまったり、他国は問題にせず中国産だけを特に取り上げて報道されていることも影響していると考えています。
一度失った信頼はなかなか取り戻せるものではありません。しかし、我々はこれまでも、これからも真摯に安全性確保に取り組んで参ります。また、中国側のパートナー企業を始めとする我々の取り組みについても積極的に情報公開していくことで、皆さんのご理解を得ていきたいと考えております。
我々の食卓のバラエティさは、中国を始めとする多くの国々によって支えられていることは紛れもない事実です。「中国産だから」で思考を停止させず、様々な取り組みがなされて安全性が確保されているということにも目を向けて欲しいと考えます。